こんにちは、蒸し暑~い京都でヘトヘトのyu @yuka_8730です(*´Д`)
今日から7月!いよいよ京都では京都三大祭の1つ、祇園祭が始まります。
そんな京都では6月の終わり30日に夏越の祓(なごしのはらえ)が行われました。
「今年半年の穢れを祓い、残り半年を病気や悪いことが無いよう願いましょう!」といった神事です。
そして、無病息災を願って「水無月」を食べるのが京都の風習です。
京都は特に次の日7月1日から祇園祭が始まります。
1ヶ月も続く大々的なお祭りなので、夏越の祓と水無月の儀式を経て7月を迎えることは京都人にとってとても大切な儀式なのかな~と思いました。
ではでは、今年半年を締めくくった伝統行事「夏越の祓」について紹介します。
6月の終わりに行われる夏越の祓とは?
1年の折り返しである6月30日に、各地の神社で半年の穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う神事です。
具体的にどんな儀式を行うかというと、神社に設置された茅(ち)の輪を3回くぐり、心身の穢れや災厄を祓って清めます。
30日よりも前に境内に茅の輪が設置され、くぐることができる神社もありますが、儀式として「大祓(おおはらえ)」が行われるのは30日です。
北野天満宮・大祓の様子
実際に、北野天満宮の大祓に行ってみました。
天満宮の大祓の開始時間は午後4時。
今年は梅雨入りが大幅に遅れ、この日も朝から大雨だったので「中止になるのかな...??」とあきらめていたのですが、なんと開始時刻の少し前から晴れてきました!!
これは夏越の祓を行えという神のお告げ?!
となんとも言えない神聖なパワーを勝手に感じていました笑
そして北野天満宮に向かったところ、4時を過ぎていたので神事は始まっており、神官が先頭となり参列者を引き連れて茅の輪をくぐっておりました。
境内では「蘇民将来、蘇民将来」と詩が唱えられており、神聖な雰囲気が漂っていました。
蘇民将来とは?・・・「蘇民将来」と記した護符を災厄を払い、疫病を除いて福を招く神として信仰する民間信仰のこと
説明が難しいので、詳細はこちらから!
参考:ウィキペディア 蘇民将来
参加しようと試みたのですが、あまりの長蛇の列に断念...
儀式が行われている様子を目の前にしてパワーだけもらってきました!!
茅の輪をくぐれなかった代わりに、授与所にて初穂料を納め、小型の「茅の輪」を授与いただきました。
これを部屋に供え、病気除け・厄除けしたいと思います!
和菓子・水無月を食べる
そして、京都では夏越の祓が行われる6月30日に水無月を食べる風習があります。
残りの半年の無病息災を願って。
水無月(みなづき)とは、旧暦の6月のこと。
そんな6月と名づけられた和菓子の水無月は、白いういろうの上に甘いあずきが乗せられた三角型のお菓子です。
今回は北野天満宮横の「三瓶餅」の水無月をいただきました。
白いういろうがもちもちしてほんのり甘く、そこに甘いあずきの味が足され、甘すぎず食べやすかったです。
和菓子屋さんによってはういろうが抹茶だったりいろんな水無月を出されています。
来年は、他の味も試してみたい♪
7月から始まる祇園祭へ
6月30日の夏越の祓が終わると、いよいよ7月!
京都の暑~い夏が始まると同時に、いよいよ1ヶ月にも渡る祇園祭のスタートです。
30日に祇園の八坂神社では「令和元年 祇園祭1150年奉祝提灯行列」が行われた様子。
メインとなる鉾や山が着々と組み立てられていき、「コンチキチン~♪」の祇園囃子(ぎおんばやし)の音楽が流れ出すとわくわくしてきます!
祇園祭レポートもまたゆるゆるとしていきたいな~と思います(*´`*)
おまけ:京都行事をマスターしたい人は、「京ごよみ手帳」がおすすめ!
京都は年間通して、あちこちでた~くさんの行事が行われます。
私自身、京都に移住してきたときに
「毎月京都の行事に参加したいけど、いつどこで何が行われているのかわからない...」
「簡単に把握できる方法ないかな~?」
と困りました。
そんなとき生粋の京都人の方におすすめしてもらったのが
「京ごよみ手帳」です!
これは手帳ですが、京都の年間行事・祭が月ごと・日ごとに記載されており、詳しい上に持ち歩きもしやすいサイズなので超絶便利です!
京都の手帳で有名なのは「京都手帳」なのですが、こちらは行事に特化している「京ごよみ手帳」とは違い、京都全体の情報が記載されている感じです。
特に食べ物とか。
- 京都の行事が知りたい方→京ごよみ手帳
- 京都全体の情報が知りたい方→京都手帳
ちなみに私はどちらも使いました!笑
私がどちらも使ってみての印象としては、どちらもそれぞれ京都のことを知れたので良かったです。
京都の季節を感じながら、「今月・今日は〇〇があるから行こう!」などと予定がたてやすかったです。
もし私のようにどちらも使ってみたい場合、
順番としてはまず①京都手帳を使って全体を知る→②もっとマニアックに知りたい!京ごよみ手帳を使って深く知る
この順番で使うのがおすすめです♪
さいごに
京都は本当に毎月行事があるので楽しいですね~!!
そして、季節を感じながら暮らすことができるのも京都の本当に良いところだと日々感じております。
今回は夏越の祓を紹介させていただきました。
これに続き、京都の行事もゆるゆると紹介していきたいな~と思います~(´u`*)
ではでは今日はこのへんで!また。